先日、この有名な「地球温暖化して減少する可哀想なシロクマ」の写真が合成写真で北極の氷は溶けてもないしシロクマは倍増しているという「事実」を書きました^_^
もう一つ地球温暖化とは関係ないのですが、たまーにですが
「北欧風ガーデンに憧れてるのですがお願いできますか？」
という方がおられますが、、、、
わたしはその「北欧風ガーデン」というのを見たことも聞いたこともなくて（笑）
そもそも「北欧風ガーデン」というのは存在しませんし。
IKEAなどの北欧インテリアが人気なので、それに便乗したものでしょうか。
じゃあ北欧の家は庭が無いのか？というと、そういう事はないですが。
普通に考えてもらったら分かると思うのですが。
北欧ってどこなのか？ってことです。
世界地図を俯瞰してもらえたら一目でわかりますが、、、
「ほぼ北極」ですよ。
欧州の北極の影響範囲が北欧です。
気候は小学校で習いましたよね、ツンドラ気候って。
範囲で言えば「亜寒帯」です。
とりあえず春夏秋冬はありますが、、、
冬はマイナス２０度で豪雪、夏は１０度あたりまで上がるかな？という地域。
家周りは非常に厳しい環境で庭には緑がありますが、山間部でこの環境に耐えている種類を切り取ったもので、それをガーデンというならば、それが北欧ガーデンなのでしょう。
ガーデナー的には「んー、そうなの？」とはなります。
以前、ガーデンの木柵やベンチなどを作って「北欧カラー」にして北欧風のガーデン空間というのは作りましたが、ガーデン部分はイングリッシュガーデンでしたよ。
アフリカにガーデン文化が無いように北極圏にもガーデンといえる文化は無いと認識していますね。
外が厳しい環境だから屋内、インテリアを充実させているんですよ。それがIKEAの始まりです。
基本的に北欧は裕福な国が無いですから、インテリアに使える色も沢山使えず、安く販売しなくて売れない。
これがIKEAの質素で優しい色使いと価格の理由ですね。
日本人の心の中はやはり農耕民族で質素な色合いを好み、派手な色合いは下品という民族性がありますからね、IKEAのスタイルに共感するんですよ。
その北欧風をガーデンに取り入れるというのは素敵な空間だと思いますね。