花壇のリニューアルでまず最重要確認事項は
「底」
いまある花壇の底がどうなっているのか?
「花壇に何を植えてもうまく育たない」
というご相談は異常に多いのだけど、ほとんどの場合、原因はその花壇の底にある。
注文住宅、建売に関係なく花壇の底を綺麗にセメント仕上げしていることが多い。
外構屋さんとしては綺麗な仕事をされていると思うのですが、花壇の目的がスッポリ抜けているわけですが。
花壇の底をセメントで仕上げるということは「コップ」な訳です。
コップに土を入れて水をやると間違いなく「土は腐る」
水の抜ける所が無い訳ですからね。
腐った土の花壇の表面に栄養のある土を入れて花を植えると、もっと腐る訳でして、異臭を放ち出します。
今風に言いますと、花からすると「土ハラスメント」(笑)
花は必死に育とうとしますが、限界があるし、根が底に到達したー!って、そこにはセメントがいて薬品を土に染み込ませて待ち受けてる。
で、花は絶望感の中、枯れていく訳です。
だから、花壇リニューアルではまず底を確認してから、底がある場合は全部取り除いて、周りの土も除去します。
これをやらないと、いくら綺麗な花壇を作っても意味がない。