そうなんですよ
アピールし忘れてました(笑)
この和モダンガーデンに使われている板材はすべて長さが微妙に違うんですよ。
まとめて電気ノコギリでジャーって切ったら早いのですが、それでは「1/fゆらぎ」の空間にはならないんですよ。
人間の視覚が「あぁ、これは自然だ」と認識しなければ「ゆらぎ」にはならないんです。
だからすべて違う寸法に一枚一枚切りまして表面を焼き仕上げ。
この時、木目を強調するため焼き具合を変えていますから全面黒色なのですが奥行きを感じるんですよ。
板塀は二重構造になっていますから風はそのまま板塀を抜けていくので「気」を遮らない。
作ってる時もいい風が抜けていってましたよ。
「1/fゆらぎ」
人間は体の五感でこの「ゆらぎ」を感じ取ると身体のリズムが共鳴して「深く癒され」自律神経が整えられ、活力がアップするんですよ。
だから普通の「癒しの空間」とは次元が違い、深層心理に訴えかける効果があるんですよ。
これを作れるガーデナーはまだ日本では聞いたことないですね。
デザインした人間が直接空間を作らなければ、たぶんできないだろうな、とも思いますよ。