ゆらぎのあるお庭 

「ゆらぎ」のあるお庭というのは「調和」がきちんと取れた空間ということで「安らぎ」を見る人に与えます。
これを作るのに教科書はありませんが
現代の住宅は人間に「ストレス」を与える「規則正しい直線」で成り立っています。
サッシ、ドア、柱などカクカクした形状ですが昔からある日本建築は随所に丸みや不規則性を取り入れて打ち消し、調和を生んでいました。
現代の住宅はそれが無くなり工業的な直線の塊になっています。
それを打ち消すのが「不規則な曲線」
・直線を作らない
・規則正しくしない
この二つが基本なんですが、これが難しいと言われています。
几帳面な人、完璧主義の方にはまず無理(笑)
なぜなら、ランダム、不完全なものですから。
それを元々ある「規則性のある直線」をいかにして打ち消す配置、デザインにもっていくか、なんです。
板塀の板は工場でカットされた「規則性」のたるものですが削って幅を変えたり、割ったり、平行にしない加工。
遠近感を利用した塗装。
などなど「どこから見るのか?」を意識しながら作り上げていく。
もちろん成長していく植物たちの役割も大きいですよ^ ^その配置ですね。
もちろんガーデンは成長していくものですから、これから調和が取れてくる部分というのもあります。
現在、全体的にこの「規則性」と「不規則性」の調和が実現しているので「1/fゆらぎ」という「心安まる、癒される空間」が仕上がっています^ ^
時期を見てオープンガーデン的なものがあるのかな?
もし機会がありましたら「ゆらぎのあるガーデン」見に来てくださいな^ ^
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