「お庭の風水を見る」
「土は呼吸している」
などを口にすると、人によっては
「え?石川さん、スピリチュアルな人?」
って思われるかもしれませんが(笑)
すべて科学的な根拠があるから口にしているんですよ^_^
風水そのものは日本文化が完成させたもので非常に理にかなったものなんです。
風水というのは「空気の流れ」「水の流れ」を意味し、お庭での風水とは
外部からの空気の流れがきちんとしているか?気が流れる道に物置がドーンとあったり、背の高いフェンスや庭木があったりすると気が遮断されます。
遮断されると気が籠り、湿気も停滞して苔、カビ、それに付随する変な虫たちが発生してきます。
水の流れは「土は呼吸している」につながるのですが、きちんとした土質学、土壌学、植物生理学、水理学に基づいています。
「水たまり」と「たまり水」があり、前者は土を活性化させ、後者は土を腐らせていきます。
雨が降り、水がたまって、徐々に地面に浸透していき、土中の微生物たちが喜んで活動し、生命の源である二酸化炭素を放出、植物たちはそれを吸収して水蒸気と酸素を放出してまわりの湿度を調整してくれています。
たまり水は雨が降っても何日もそこに溜まっている状態。これは地面の中の水が満水で逃げ場が無いから浸透しない。
停滞した水は土中の微生物たちを殺してしまい、有機物は腐っていき、土を腐らせてしまう。で、異様な匂いを発していく。
風水の風、水のどちらも整っているのが健康なお庭ということになるんです。