新入学、進級おめでとうございます^_^
子供たちの明るい未来のために大人は頑張りましょう!
子育て世代のお客様も多いので子供の進路に関して話す機会も割と多く。
子供のスポーツの話。
大学を卒業してこの春から学校の先生になりました甥っ子の話を例にしますと。
彼は保育園のころから野球が好きで好きで好きで、小学生になったら野球チームに入って頑張るぞ!って喜んでましたが。
入学式の直前、兄に転勤の辞令がおりまして新潟県から青森県へ。
過疎で全校生徒が30人くらいの小さな小学校。もちろんまわりに野球チームもなく、試合も、野球を教えてくれる人もいません。
ずーっとキャッチボールや草野球みたいな遊び、人数がいませんからね。
やっと慣れた三年生になる始業式の直前、また兄に転勤の辞令がおります。
今度は埼玉県のマンモス校です。
甥っ子は大喜びして野球チームに入り、もう野球漬け。
兄も熱心に野球の家庭教師みたいなのを依頼したりして応援してましたね。
本人がプロ野球選手になるんだ!って言うから親はある時期まで応援するんだって言ってましたね。
ある時期っていつなの?
我が家はスポーツやらないのでピンと来ない。
中学2年生がタイムリミットって。
プロ野球選手って野球やってる子供たちの0.001%がなれる職業で、その人たちを分析すると、もう小学生、中学生でまわりと違う片鱗をみせているんですよ。
なぜ中学2年生なのか?というと、軌道修正のラストチャンスの時期なんですよね。
このまま野球漬けでプロを目指すか、配分を変えて進学に目を向けるか?
変更せずに進むと高校3年の夏まで野球です。
もちろん文武両道のすごい子もいますが、なかなか難しいんですよね。
夏を制するものが受験を制するっていう時期まで野球やってるんですから。
甥っ子の場合はやはり中学2年生から三年生春あたりでプロではなく野球を楽しむ方向に切り替えたようですね。
親としては「子供がやりたいことはやらせよう」って思ってしまいますよね。
考えなければならないのは、好きにやらせた結果、どうなるの?という将来のことですよね。
もちろんプロになるのがベストですが、なれなかった場合どうするの?就職する?どっか入れる大学に行く?どうすんの?ってことになる。
子供が「夢」を持つことは大切ですが、親も「夢」って言ったら、じゃあ誰が正常な判断するの?ということになります。
ある程度、成長したら「夢」ではなく具体的な「目標」になりますからね。
親はどこで子供の「夢」を現実的な視点で冷静に判断するか?ですね。
一緒になっていつまでも盛り上がっていたら、親ではなく子供が2人いるのと同じになっちゃう。
莫大な資産がある財閥の子は別ですよ?(笑)
我々のような一般市民はやはり子供たちを自分たちで食べていける大人に育てあげなければいけませんからね^_^