「環境保護」と「環境保全」は別物だというのが環境団体や行政が理解できていないのかゴッチャになってて「環境保存」などという異世界な言葉まで飛び出してきてる。
環境に対する意識を持つというのはとても良いことなのですが、やはり区別は大切かなと思う。
「保護」というのはprotection
外部からの力を全て排除するということ。
広島の山々を保護しよう!って活動するのなら山へ人が入らないようにして自然に任せるってことになるんです。
だから「環境保護」だったら自然に対して人間は一切関与しないこと。これで環境は保護されます^_^
「保全」というのはconservation
人の関与によってより良い状況にしていくこと。
広島の山々を保全しよう!って活動をするなら切るべき木は切り、植林をして、間伐して山を健全な状態にするということ。
だから「環境保全」だったら自然に対して人間が手を加えて健全な状態に保っていくということになりますね。
「保存」というのはpreservation
これは構造物など人工的なものに対して存続していくために随時補修していくというもの。
環境保護と環境保全の違いを理解して世の中を見てみると、割と笑えます^_^