いつの頃かお庭から紅葉などの落葉樹が消えて一年中同じ顔をした常緑樹ばかり見かけるようになった。
「葉っぱ落ちますか?葉っぱが落ちない木を植えてください」
と言われた造園屋さんが
「葉っぱくらい落とさせてやってください、木も生きてるんですから」
と悲しそうな顔をして言った。
という話を何かの記事で読んで、わかるわかるって共感した記憶があります。
季節感の無いお庭が多くなったのは
「落ち葉」=「ゴミ」=「汚い」
ゴミ収集の分類にも落ち葉が入り、落ち葉はゴミという感覚の人が増えたのかなと思ったりします。
木が葉を落とすのは足元の土に養分を与えるため、お庭の土を豊かなものにするため。
落ち葉を掃いてゴミ収集日本人出してホームセンターで腐葉土を買う時代。
だったら、落ち葉を掃いて木の足元に集めてやりましょう。
土に混ぜ込んでもいいです。
自然、環境という言葉は世の中に飛び交いますが、こういうことこそ大切なことだと思いますよ。