イギリスでよく見かけたのがアロットメントでのガーデニング。
アロットメントというのは空いた土地を商業利用以外で小割りにして貸し出す土地のこと。
貸し出すのはその地域の自治体みたいです。
これって法律があるんですよ。
行政区は地域住民に家庭菜園用の土地を貸す義務がある、という100年以上前にできた法律。すごいですよね。
貸し農地というのはヨーロッパでは普通にあるようですね。
とりあえず家庭菜園という名目で貸し出すのですがガーデニング全般に使用してもいいのでみんな自由演技です。
柵を作ったり、レイズドベッドを作ったり、テーブルやベンチを持ち込んだり自由な空間を楽しめるんです。
年間の料金は3000円くらい。
気をつけるのは借りたけど管理せずに雑草ボーボーにしたりしないこと。
日本にも市民農園などありますが、きっちり区画割して駐車場付きで貸し出す、というのがいい。
借りた人たちがガーデニングや家庭菜園を教え合ったり、コミュニケーションの場となり、そこにまた人が集まる。
都市周辺地域の自治体は空いた土地にメガソーラー設置するのではなく、人が豊かな生き方ができる社会にするにはどうしたらいいかを考えるべきなんですよ。