ガーデニングファンが一度はあこがれるイングリッシュ・ガーデン。
正式には「風景庭園」、自然の一部を切りとってきたようなお庭。花ではなく草花、グラス類が中心のお庭。
日本人が憧れるイングリッシュガーデンはイギリス人が日本の里山風景に憧れて模倣したものなんですよ。
これを言うと怒る人もいますが(笑)
イギリスの自然という自然は産業革命時にほぼ破壊されていまして。森は切り開かれて燃料に、野原は造成されて工場などに。
この時にイギリスに自生している植物の大半が失われてしまいました。
ローマ帝国の歴史ものやアーサー王物語、映画「ブレイブハート」などを見たら分かりますが、イギリスってゴツゴツした岩場にチョロチョロ緑、高い山は無くて小高い丘ばかり。
花のイメージがありませんよね。
そこからさらに乱開発した訳ですから、石と油の臭いがする国になってしまい深刻な事態だと気付いたんです。
で、国をあげて自然を回復しよう!となって王立園芸協会などが立ち上がり、とにかく花と緑!
この時に彼らが憧れたのが日本の農村部の風景なんですよ。里山風景ですね。
幕末以降、イギリス人はたくさん来日しては「ミラクルだ」と感激しました。
日本人は自然と一体化、当たり前のように自然と共生している。桜や紅葉、草花をイギリスに持ち帰りました。
イギリスのガーデンで紅葉をよく見るのはそういう理由ですね。
ガーデンはガル・エデン、エデンの園を自分なりに作るという意味で、イギリス人が理想郷に見えたのは日本の里山風景だったんですよ。
で、その里山風景をいま中国企業と癒着した政治家のみなさんがメガソーラーで埋め尽くそうとしています。
「里山」関係のみなさん、よく黙ってるな〜って思いますよ。
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