大学時代、無量光院の跡地を見て感激した記憶があります。
目の前には何も、跡形も無いのですが、その歴史ある場所に自分が立っていることに感動。
チェスターのリメス・ゲルマニクスも実際に1900年前にローマ兵がそこで防衛していたのを想像するとワクワクしました。
なんというか、目の前に見える物だけに感動する。
わー綺麗、わーかわいいーではなく、目に見えない物にこそ思いを馳せるのが大切なのかなと思ったりします。
それが空間デザインの根底にあるものだと。
心が豊かとはそういうことなのだろうなと。