今日も「庭育こどものための庭づくり」のデザインを取り入れたお庭のリフォームを進めました。
幼児教育での「外遊び」=「砂場」というイメージがありますが、それは保育園の幼児組さんなどまだ力が弱くてプラスチックのスコップをうまく使えない時期のことでして。
年中さん、年長さんあたりになると間違いなく砂場は物足りない、つまらないからあまり遊ばなくなるんです。
絶対遊ばないってことではなく、これまでの遊びの延長線上にあるだけで脳の刺激はゼロに近いんです。
成長期、なんでも吸収するときには「発見」「感動」「喜び」を脳が求めていますから。
「砂場」ではなく「土」を掘る、いくら掘っても砂というつまらない環境ではなく、土を掘ると何があるのか?小石、木くず、草の根っこ、ミミズなど、子供たちにとって「未知の世界」がそこにあります。
「こんなんが出てきたよ!」
「この石、綺麗な色じゃ!」
など、発見、驚き、喜びがあります。
親も一緒に驚いたり、褒めたりしましょう。
子供はもっと親を喜ばせようという気持ちと共に自信、想像力を育てていきます。
「えー、石が出てきて投げたら大変!」という方は、それを注意するのが親だと知りましょう。
さらに「土の香」
砂場の除菌剤や消臭剤の香りではなく、自然の香です。どんな匂いなのか、乾燥してる時の土の香り、雨の後の土の香りは違います。
冬と夏でも違います。
お庭の草花の香りとともに「土」の香りは子供たちの「嗅覚」を刺激して育てます。
「嗅覚」が育つ過程で「味覚」も連動して育ちます。なんでも美味しく食べる子になります。
食べ物を美味しく、嬉しそうに食べる人には幸せがついてきますからね。
人工的な自然「砂場」ではなく本物の自然である「土」で遊ばせましょう。
「土には雑菌が」という神経質な親は、それが我が子を弱くしていることに気づきましょう。
自然の菌ウィルスは子供たちの免疫力を鍛えてくれます。
除菌に熱心な家庭の子はすぐ風邪引くというデータもありますからね。
遊んだあと、手洗いをさせればいいだけの話なんです。
子供たちが泥んこで遊んで帰ってきたら笑顔で迎えましょう。
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