とにかくお母さんは子育てが大変なのだからお父さんも育休とって会社を休んで子供と触れ合おう!という世の中に。
結論から言うと、これ子供たちの成長を阻害する要素しか見当たらない。
確かに「育児」は若いお母さんにとって大変だと思いますが、お父さんの仕事も「育児」だとメディア関連の専門家は誰も言わない。
仕事が来なくなるから。
人類と非常によく似た子育てをしている霊長類がゴリラなんです。育児関連の専門書にゴリラが出てくるのはお父さん、お母さん、子供がはっきりした位置関係を持っていて
「何が大切なのか?」を本能的に行動で示しているからです。
子供を産んだ母親は常にそばにいて愛情を注ぎまくります。父親は外で食べ物などを家族のために集めることや外敵から守るのが仕事。
子育てには一切関わりません。
母親が子供を育てる環境を維持するのが父親の役目なんです。これ人類も同じ。
で、この時期に父親も母親と一緒に子育てするとどうなるのか?
子供は母親が2人いるという認識のまま育ちます。
ゴリラの子育てはかつて人類がやっていた子育てそのままなんです。
母親の愛情を注がれて育った子供は優しさ、思いやりを持って成長します。ある程度成長したら母親は子供を父親に託します。
が、父親ゴリラはベタベタしません。
母親は遠くから見守ります。
子供は他の子供たちと遊び始めて社交性を学んでいきます。両親は見守ります。
時に他の子供にイジメられたりします。この時は子供同士で解決!なんてことはしません。
すぐにお父さんが仲裁に入り子供を守ります。
子供は友達と交流する中で父親の背中、エサを取ってきたり外敵から守ってくれている姿をみます。
で、次第に父親の後ろをついて回るようになりますが、決して父親からベタベタはしません。
突き放してるのではなく、子供が戯れついてきたら一緒に遊びます。
親からではなく、子供が必要な時だけ動くんです。
ん?母親は何をしてるの?
見守っています^ ^
こうやってゴリラの子供は母親に愛情を注がれて、友達からは社交性、父親からは家族を守る姿勢、厳しさを学んで一人前になっていきます。
子供の頃から父親も子育てに参加した場合、子供は母親が2人いると認識、母親は本来与えるべき愛情を減らし、子供は両親から自分が成長して独り立ちするのに必要なものを学ばないまま成長していくといいます。
父親の背中を追うことをしなくなり、露頭に迷う状況になりますが、両親は何もできません。
母親が愛情を注ぐ時期はとうに過ぎているし、父親が何をしても子供の認識は母親ですからね。
「なんで働くんだろうか」「なぜ勉強しないといけないの?」「自分は何のためにいるの?」という根本的な疑問を持ち続けて、集団の中での生き方ができなくなっていくそうです。
イクメン、育休、そう考えるとこれを考えた人って、何を目的としているんだろうかと考えてしまう。
基本的に日本人の家庭は「亭主元気で留守がいい」なんですよ。これはゴリラの家庭も同じで。
いま共働き家庭も増えていますから、昔のような感じにはいかないと思いますが、人類の生物としての子供の成長過程は変化しませんから、参考にして意識することが重要だと思いますね。
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