雑草対策でお庭に塩を撒いて散水すると、塩水が徐々に土中に浸透していきます。
これが雑草の根の深さまで達すると、根から吸い上げて植物は枯れます。
もちろん生物も死滅します。
塩は土中に残りますからもう植物は育たない。
綺麗な水で土中の塩を洗い流さない限り。
つまり、土地が死ぬんです。
これを「不毛の土地」と言って、植物だけではなく、人も住むべき土地ではなくなる訳です。
極めて縁起が悪いことです。
これを大規模にやったのが古代ローマ帝国です。
宿敵カルタゴを征服したローマ帝国は、カルタゴの土地に二度と人が住めないようにするために街や農地に塩、海水を撒きました。
伝説とも言われていますが、実際にカルタゴは廃墟となり不毛の土地になりました。
恐ろしいことをやるなぁ〜という感じですが、雑草対策でお庭に塩を撒くのを勧める業者がいるようで、ビックリ。
トマトを育てるのにちょっと塩を撒くというのは風味が良くなるとは聞きますが。
自分のお庭ですから、なるべく野蛮なことはやらないようにしましょうね。
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