掘っていない自然な地面を「地山じやま」と言いまして表面は適度に固まっていて雨が降っても雨水は表面を流れていきます。
逆に地山に人が手を加えることを「乱す」と言いまして、乱した土はほぐれて雨水を吸収しやすくなります。
さらに雨水を吸収した乱した土に手を加えると土の粒子が細かくなって液状になります。
雨で泥がベチャベチャになった状態ですね。この状態の時の土の物理公式はほぼ「水」と似た流動体になります。
この土がベチャベチャになった状態は雨がやんでも数日、乾かないんですよ。土が細かくなり水を含んでいるからです。
そうなると次の工程にも影響するので「雨の日は土を動かすな」となる訳です。