神社を散歩するのが好きです

私は神社を毎週散歩するのが好きで、廿日市に引っ越してきてからですから、もう20年続ける習慣です。
普段は人がいませんが、今週は七五三で家族連れがたくさん参拝にきていましたね。

駐車場に露店が2つでてまして。
鯛焼きとお面。
同じ人が出しているみたいで、おじいさんとおばあさん、そして小学生低学年くらいの男の子。
男の子はおじいちゃん、おばあちゃんの手伝いをしているのか、お面を綺麗に並べたり、位置を変えたりしてましたね。
えらいなぁ〜って眺めてますと。
おじいさんが鯛焼きの機械の片付けを始めて、おばあさんも車に荷物を積み込み始めたんです。
男の子はなんで片付けるの?って感じでおじいさんに話しかけていました。
まだお昼の2時前なのに、なんで片付けるのか理解できなかったんでしょうね。
おじいさんは片付けの手を止めて男の子に何か話をして、嬉しそうな顔をして頭をなでました。
まわりを見てて分かりますが家族連れは多かったのですが、露店で買う人がいないんです。
たぶん朝から露店を出してて、昼を過ぎても売れないし、これから夕方に向けて人は減るだろうから、おじいさんは見切りをつけて片付けに入ったんだろうなと思いました。
男の子はおじいちゃん、おばあちゃんの手伝いをするぞ!お面がたくさん売れたらいいな!って一緒について来たんでしょうね。
男の子はお面をまだまだ売る気満々だったから抵抗したんでしょう。
その気持ちはおじいさんにもちゃんと伝わってるから、嬉しくて「ありがとな」って男の子の頭をなでたんでしょう。
男の子は渋々、お面の片付けにはいりました。
プラスチックのケースにお面を大事そうに、一つずつ入れていってました。
露店の外側はそのままで荷物や機械だけ積み込んでいたので、次の日もあるんだろうな。
明日は売れたらいいなと。眺めてました^_^