お庭業界の行く末に不安を感じておられる某農業大学の教授と、久しぶりにSkypeでお話をしました。
表面的な仕上がり重視という業界の流れはコロナ下で一層拍車がかかり、エクステリアのアルミ工業主体でお庭の「おしゃれな刑務所」化が進んでいる。
プランナーは商品を組み合わせることをプランだと勘違いし、商品知識はあるが肝心な庭の知識、水や土、植物の知識が欠落している。
「水はけ」一つとっても、それを説明できる人間は1割にも満たない現状。
庭本来が持つ自然の機能を知らず人工的な機能によりそれを奪い、住む人を麻痺させていく。
安いよ〜綺麗でしょ〜癒される〜の前に自分たちが何をしているのかを見つめ直さなければならない時がきている。
外構エクステリア業界の異常性に気付いて、新しい動き、新しい団体を作る動きがあるみたいですが。
「ガーデン」という名称が付いてますが、やはり中心におられるのはアルミ工業メーカーさんで、何も変わらないでしょうね。新製品が出るくらいで。
じゃあ、きちんとした庭づくりをしている人たちが集まって、、と思われるかもしれませんが。
そういう人たちは、というか私もですがご依頼があったお客様のお庭に真正面から向き合ってて忙しいので団体、組合、協会、商工会、無駄な付き合いをしない、アウトローばかりなんですよ。こうやって書く人間は珍しいくらいです。
だから見つけるのも難しいので「やっと見つかった」「広島にもいたんですね」と言われます。