お庭というのは文章と同じで自然な文脈というものがあります。
素敵な言葉というのは大切ですが、素敵な言葉ばかり並べた文章というのは文脈を無視した品性の欠けたものになります。
お金をかければ良い庭になる訳ではありません。
高価なタイルやレンガ、エクステリア商品を詰め込んだゴテゴテしたお庭を「素敵なお庭が出来ました」というのは羞恥心が邪魔をします。
エクステリア雑誌に出てくるお庭というのは、ちょっと品が欠けてるように思いますね。
お庭づくりは健康な状態にする最低限の費用、全体的な意匠に必要な費用、そして予算をかけるべきポイントの費用、これでいいと思うんです。
あとは自分がお庭にかける予算によって意匠性、ポイントにかける費用を調整されたら良いと思います。
一番やってはいけない事は、いまある予算で品質を落としてでも無理やり全てやってしまおうと思わないことですね。結果的に高くつきますから。