新築戸建住宅のガーデン外構のデザインやお庭全体のリノベーションデザインを描く上でのスタンスは「極力、直線は作らない」です。
誰の言葉だったか忘れましたが、たぶんアントニ・ガウディだったと思いますが「神は自然界に直線を作らなかった」というものです。
ガウディも建築のヒントを自然界に求め、生き物の形状を建築設計に取り入れた生物学的設計の先駆者として有名です。
私とガウディを一緒にするのはおこがましいですが、直線を作らないという点は同じです。
人間は自然界の中で発展していき、直線の無い世界で生活してきた生き物なんです。だから直線に対して無意識にストレスを感じています。
世の中を見回してください。街は直線だらけですよ。そして自宅を見てください。
家は全て直線で作られています。
外から疲れて、ストレスをためて帰宅した時に一番に目に入るのは何でしょうか?
駐車場から玄関アプローチ。玄関まわりですね。
ストレスを感じない、柔らかい空間に包み込むため私は曲線を中心にデザインをしています。
レンガもアンティークレンガを使用し、すべて違う形で角も取れた柔らかい雰囲気を出しています。
毎日通る空間。
行ってきます、ただいまの時に通る優しい空間。
これが私のデザインコンセプトなんです^_^
完成が近いので現在施工中のガーデン外構のデザインをアップします。
袖壁が四角くて直線のように見えますが、表面の塗り仕上げ直線をなくしています^_^