ガーデナー石川です。
「当社のお庭は機能性とデザイン性を両立しています」という広告を目にすることがありますが・・・
すごいなぁ、どんなお庭なんだろうか!と驚きます。
機能性というのは使い勝手などが良いというもので、デザイン性というのは形状、配置、装飾を言います。
機能性だけ追及した場合、極端に言いますと建売住宅の外構が分かりやすいですね。
機能だけあればいいという考え方ですとコンクリートの駐車場があり、ポスト、表札があれば不自由はないですよね。
しかし、それでは殺風景だよね、というのでデザイン性を上げていくわけです。
しかし、このデザイン性を上げていくごとに機能性というのは下がっていくわけです。
それを維持する労力というのもかかってきます。
デザイン性だけを重視したものというのは非常に使い勝手が悪いものなんです。使えない場合もあるでしょうね。
ショウガーデンというのは機能性を求めずデザイン性を追求しているので生活で使おうとしても難しいものがほとんどなんです。
機能性100%のお庭というのはデザイン性0%と言ったら分かりやすいですかね。
機能性とデザイン性が両立というのは機能性50% デザイン性50%ということなんですね。
デザイン性をもとめるため使い勝手が少し悪くても仕方ないな、という部分があるということですね。
外構工事の場合 機能性90~100% デザイン性0~10%
エクステリア工事の場合 機能性50~100% デザイン性0~50%
ガーデン工事の場合 機能性0~50% デザイン性50~100%
という感じだと思いますね。
これを踏まえての業者選びというのは重要だと思いますね。
外構屋さんに草花のある緑あるお庭を依頼したり、ガーデン屋さんに機能面だけあればいいのでコンクリート駐車場とポストだけお願いしますと依頼したり・・・
これは依頼するところが違いますよね。
その業者がどんなものを今まで作っているのか?を見たらわかると思いますよ。