広島の小さなガーデン屋さんの大きなガーデナー石川です。
読売新聞を読んでましたら、こんな素敵な記事がありましたよ。
「裏梅」という家紋があるそうです。
梅の花の後ろ姿を図案化したものです。
前から見ると梅の花はシベがあって賑やかなのですが、裏ではガクがひっそりと花びらを支えている。
桜のように、我が世の春を咲き誇るわけではない。
身の凍える風雪の中でほころぶ梅の花の後ろ姿には、独特の風情がある。
この20年、いくつもの大きな地震があり、噴火があり、豪雨災害があった。
人の世の花びらを支え合う裏梅の世界とでも言おうか。