広島の小さなガーデン屋さんの大きなガーデナー、石川です。
屋内の壁面緑化のお問合せというのが年々増えてきていますので、ここでちょっと説明をしときますね。
一番よく出ているのが上の写真のような額縁大の壁面緑化です。
近くから見ても本物のような高品質のフェイク(偽物)なんです。
え~本物の方がいい~!って言われる方もおられますが、本物が使えない場所の方が生活空間の中では多いんですよ。
壁面緑化というのはもちろん植物の集合ですよね。
1m角の壁面緑化をつくりますと約70鉢の植物が毎日水を吸い、葉から水蒸気を蒸散させます。
水蒸気が蒸散されますと室内の湿度が上昇します。
うちの展示場のガーデンルームで実験したのですが、一晩でカタログが湿気て表紙がクルクル巻きになります(笑)一週間置くとカタログ自体が湿気でヒワヒワになります。
我々の生活空間の中で湿気に弱いものは、そう考えると沢山あるんですよ。
パソコンなど精密機器、紙媒体、カーテンなどの布類はカビの元となりますよね。
だから店舗内や工場、パソコンルームなどはすべてこのフェイクでの壁面緑化となります。
本物の植物を使った屋内の壁面緑化ができるのは「きちんとした空気除湿機能、換気ができる場所」に限ります。
費用的にもフェイクの方がコストパフォーマンス抜群ですので、店舗や室内装飾に適していると言えますね。
ちなみに下の写真は本物の植物の壁面緑化です。