エッシャー展 広島県立美術館

広島の小さなガーデン屋さんの大きなガーデナー石川です。

「はじめてテープカットってのをしましたよ」とハウステンボスの方から(笑

え?なんのテープカットなの?

ハウステンボス美術館(一番奥にあるパレス・ハウステンボスの中にある美術館)が所蔵しているエッシャーの絵画・版画を広島県立美術館に展示する「エッシャー展」のスタートのテープカットみたいで。

エッシャーって、あの騙し絵(トロンプ・ルイユ)の画家じゃないか~実物を見たい!!

ということで、娘二人も喜ぶかな~と連れていきました。

が・・・・

エッシャーは1898年オランダで生まれてイタリア、スイス、スペインなどを渡り歩き、食べていけないので親の支援を受けながら「平面の正則分割」をライフワークとして幾何学模様と爬虫類・自然の融合的な絵や版画を作り続けました。

我々が知るエッシャーの絵は第二次世界大戦後に少しづつ表れてくるんですよ。

「空想」と「現実」の融合で、有名な「滝(上の写真の右)は1961年、エッシャー63歳の時に完成されます。

そうなんですよ、エッシャー展は年代順に作品が紹介されていくんですが、我々が知る騙し絵は最後の最後の少しの部分で、あとはほとんど看板や本の表紙、幾何学模様、爬虫類の絵なんですね。

で、当然連れてきた次女・小学一年生は・・・

「パパ、お腹すいた、帰ろう」

小学四年生の長女は絵が好きなので真剣に一枚一枚を見てましたね。

 

1972年3月27日、エッシャー74歳で永眠。

作品は生き続けておりますな^^

 

みなさん、12月25日まで広島県立美術館で開催されていますので、ぜひぜひ。

9時から5時まで、無休。

大人1200円、高校・大学生800円、小学生400円