ガーデナー石川です。
ガーデン屋でも造園屋さんと同じく剪定業務というものがあります。
造園屋さんの剪定は樹形を整えることがまず第一で綺麗に刈り込んでいきますし、余計な葉など全部切って丸坊主にしたりしますね。これは木の活動を考えたらベストなんですよね。造園屋さんは「木」がメインの業種ですので、樹木の状態を考えるエキスパートですね。
一方、私のようなガーデン屋さんの剪定はどのようなものなのか?
もちろん地面の草花が中心ですので、それに合わせた樹木の剪定になります。
日陰植物には樹木の日陰が必要ですので、ホスタやクリスマスローズ、ヤブラン、ユキノシタなどが平和に暮らしている木陰はキープしてあげます。
このような場合の剪定は葉の茂り具合を見て、「木漏れ日」を作ってやるんです。まったく日が当たらなくなっているのも植物にも土にもよくないので、少し日を当ててやるように剪定してやるんです。
ガーデン屋も造園屋さんも同じなのは道路側や隣地に飛び出している枝は樹木、草花関係なしに切るところですね。
「ちょっとうちのお庭を剪定してよ」というご依頼も多いのですが、その場合はうちの職人さんを派遣してご依頼の内容をお聞きして、剪定したい部分を剪定しますので、そこは造園屋さんと同じ業務になりますね。
私が剪定に伺う場合は基本、私が作ったガーデンのみとさせていただいてますので、最低限の剪定で終了、というか、あまり木を植えないのですぐ済むんですがね(笑
木陰を作るために1本~3本植えるくらいですので剪定も早いのです。