雨水の有効利用を考えた庭づくり

ガーデナー石川です。

「循環型社会」という考え方が提唱されて、わりと時間が経過していますが、この雨水に関してはまだまだ手つかずの状態といえます。

 

ガーデニングを趣味にしておりますと毎日お花への水やり、家庭菜園の水やり、亀やメダカを飼われている方は水槽の水替えなどなど、「水」を使用する頻度は通常より多くなりますよね。

 

これを水道の蛇口をひねった水で対応しているのが一般的なんですが、せっかく雨が降ってくるんだから貯水してその水を利用しよう!というのが「雨水の循環」なんですね。

 

商品としてはこの雨水貯水タンクが割と売れています。雨が降ると雨どいからタンクへ水が流れこみ、満タンになったら切り替えられて排水されます。下に蛇口がついていますので、そこから取水ですね。中に光を通さない材質を使っているのでボウフラが湧かないのがいいですね。

1基が4万円くらいかな、しますのでホームセンターの商品よりはかなり割高ですが、ボウフラが湧かないというのがいいですね。

 

で、また商売っ気ないことをいいますが、貯水タンクは雨どいに直結しているので沢山水が溜まるんですが、別に雨水タンクじゃなくても古いバケツを捨てずに貯水用にしてもいいし、使い古しの水槽をお庭の隅に置いておいてもいいんですよ。

水の入れ替えがあるところにボウフラは湧きませんから、ガーデニングに使用してたら水はすぐになくなりますよね。

 

要は雨水をいかにして「排水」ではなく、お庭の中で「再利用」するかですね。

これは小さなお子様がおられるご家庭は特に実践すべきかなと思います。

子供の目に、雨は単なるプールを中止に追い込むものではなく、お花や野菜にとって大切なものなのだと映りますからね。