ガーデナー石川です。
注文住宅の調べ物でネットを検索してましたら結構出てくるんですね「相見積」の話題が。
代表的な例ですとネットで探してもう依頼するつもりで注文住宅の相談をA社へしにいきまして。価格、デザインの提示を受けました。
奥様はもう依頼するつもりでいたのですが、旦那さんがネットで「注文住宅は契約前に他社に相見積を取る」って言った方がもっと値切れるよ!という情報をつかんできます。これが悪夢の始まりですね。
通常、相見積するのは建売住宅で注文住宅ではしないですね。
奥様は嫌がりましたが旦那さんがA社の担当さんに相見積の件を伝えます。
この時点でお客様とA社の信頼関係が揺らいでいく訳です。
お客様としては1円でも安く家を建てたいという気持ち、これはみなさん当然あると思います。が、これはA社の担当も同じな訳です。
お客様の負担を1円でも少なくしよう、という気持ちで必死に見積のコストダウンに取り組んだ訳です。
で、その結果、「他社で見積を取ります」ということです。
逆効果ですね、その時点でA社の担当者はもうコストダウンの思考を停止します。
「ああ、うちじゃなくてもいいお客様だったんだ」と考えるわけです。
これはA社に依頼したとしても、大人が一回口にした言葉ですので、最後まで、家が完成してからも引くわけです。
建売住宅は「この家ですよ!いまこの値段ですよ!!値引きしますよ!」という販売が主なんです。
注文住宅はお客様のご要望を取り入れたオーダーメイド、注文をする訳ですから基本的に相見積をするというのは専門家に対しての信頼関係にひびが入るのは間違いないですね。
お庭でもそうです。
チェーン展開している量販店と我々のような専門家とは違います。
量販店は売るのが目的、専門家は作り込むのが目的なんです。
その根底にあるのは、お客様との信頼関係なんですね。