ユニバーサルデザインについて

こんにちは、ガーデナー石川です。

 

最近どの業界においても「ユニバーサルデザイン」というキーワードを耳にします。

意味は「すべての人のためのデザイン」つまり「年齢や身体的能力に関わらず、できるだけ多くの人が、美しいと感じ、かつ容易に使えるよう、製品や建築物をデザインする概念」です。

 

「ああ、バリアフリーのことね」という方が多いと思いますが。。。

 

私はあえて「違います」と言いたいですね。

日本のバリアフリーというのは「デザイン」ではなく「段差をなくす工事」を指すような気がします。

見て美しくないですよね。

駅のバリアフリー化が完了しました!って見てみると、階段がスロープになってステンレスの手すりがついただけ。デザイン性のかけらも無いです。

バリアフリーになればいい、というものではないってことです。

 

ユニバーサルデザインは定義してあります。

「できるだけ多くの人が美しいと感じ」

 

機能性をもたせつつ美を追求するデザインです。

自治体が気にしているのは「バリアフリー化率」なんですよ。どれだけバリアフリーが進んでいるか?

意匠的な部分がごっそり置き去りにされている現状、日本のバリアフリーとユニバーサルデザインは別物だと言えます。