こんにちは、ガーデナー石川です。
昨日はそごう広島店で開催されています「生誕100年ターシャ・テューダー展」に子供たちを連れていきました。
え?ターシャって誰?という方のために少しご紹介します。
色んな面を紹介されて「いったい何をした人なのか分からない」という方も多いのですが、基本的にこの方は絵本作家なんです。
アメリカのバーモント州の森の中で自然を楽しみながら92歳で亡くなるまで絵本の創作活動を続けました。
創作活動70年間に発表した絵本は約100点にのぼります。
日本で有名になったのはNHKスペシャルで特集を放送して、反響があり、書籍が本屋さんに並びだしたんですね。
お花を楽しめるときはお花を楽しみ、雨や雪が降れば家の中で絵本やドールハウスなどの創作活動に勤しみ。晴耕雨読の生活ですね。
この生き方が日本の女性のあこがれとして親しまれているんです。
「ターシャの庭」という写真集などが多く販売されていまして、彼女がガーデニングのプロ的な受け取り方をされていますが、ガーデニングのさらに原点をいっているんですよ。
ターシャの庭のほとんどは自然なんですよ。
自然を生かして、その中に自分の好きな植物を植えて、あとは草むしりなどを楽しむ生活なんです。
イングリッシュガーデンの根本的なガーデンなんです。私のガーデンづくりと共通した部分が多いので嬉しいんですが、毎日お庭に出る方じゃないとお勧めは出来ませんが(笑
基本が絵本作家ということですので、今回の展示も半分以上が絵本や挿絵の展示で、ターシャが使ったキッチン用品や衣服、あとは手作りの人形やドールハウスの展示ですね。
ガーデニングに関しては写真数枚と上の写真コーナーくらいでした。お庭を期待していったらダメです、絵本が主役ですからね。
しかし、チラシは庭を前面に出したものなので~ここにちょっと違和感アリと言う感じですね。
今週いっぱい開催なので、ぜひ素敵な絵本を見に行ってくださいね。