目隠しが目隠しになっていない提案

こんにちは、ガーデナー石川です。


住宅の目隠しのご相談というのは一年を通じて多い分野でありますよ。


その半分くらいは一度他社様へご相談に行って、その提案に不安を覚え断り、当社へ相談にこられた方ですね。


お客様がどのような部分に不安を覚えたのか?と言いますと。

当然のことなのですが

「目かくしの提案になっていない」

これにつきます。


リビングにいて道路や隣地からの視線が気になる・・・だから相談に来られているわけです。ここで相談を受ける側は相手の立場になって考えなくてはいけません。

で、出てきた提案は

「境界に1.5mの目隠しフェンスを建てる」

というものが多いんです。

1.5mあれば視線もかくれて気になりませんよ!と自信を持ってこたえられたら、お客様も「大丈夫かな」と思ってしまうんですね。

ここでその会社に注文される方も多いと思います。

それで、工事が完成してモメるわけです。

それはそうです、1.5mのフェンスでは目隠しにはなりません。

みなさんが視線が気になるのはどういう時ですか?リビングにいるときに気になるわけです。

1.5mで気にならない視線はお庭の地面に立った時であって、リビングはその50cm上に床がありますからね。

正解は2mくらいの目隠しが無いと意味が無いという訳です。

5段のブロック積と1.2mの柵で全高2.2mの目かくしが一番安全上で高いですね。

目隠しフェンスの工事は決して安くはありません、きちんと考えて注文しましょうね。